人と人の繋がりが理想のオフィスに巡り合うきっかけに コネクター・ジャパンが居抜きオフィスへの移転を実施

 

株式会社コネクター・ジャパン

東京都港区新橋5-14-10 新橋スクエアビル 9階

https://cnctor.jp/
規模:約130坪

管理部 桜田 怜美様

2023年9月、居抜きオフィスへ移転をされたコネクター・ジャパン。今回移転された「新橋スクエアビル」との出会いは、弊社運営サイト「居抜きオフィスナビ」へ物件情報がアップされた日、すぐに営業担当山下へ直接お問い合わせをいただいたことがきっかけでした。移転までのエピソードやオフィスに込めた想いについて、管理部の桜田様にお話を伺いました。

コミュニケーションが生まれる環境へ

――御社の事業について教えてください。

弊社は、宿泊・飲食・美容業界向けに特化したITソリューションを提供しています。具体的には、オンラインの集客支援、予約システムの提供、受託開発、BPOソリューションなどを通じ、お客様のDXの推進を支援しております。

一般にITというと、VRやブロックチェーンなどをイメージされることが多いかと思いますが、弊社はリアルな現場、対面要素の強い業界に対した支援が中心です。これには2つの理由があり、1つは創業者がホテル向けのITソリューションを開発・提供していた経験があり、基礎知識や人脈があったこと。もう1つは、宿泊・飲食・美容業界は人々が生きていく上で必ず必要とされるにも関わらず社会情勢の影響を受けやすく、存続し続けていくことは非常に難しい業界です。これらの業界を支えるため、オペレーションの効率化、売上の向上、業務支援等をITソリューションを通し、実現することが弊社の使命です。

――社員のみなさまは現在どのように働かれていますか?

ルールとしては、週3出社、週2在宅可能となっております。リモートワークも尊重しておりますがリアルも大事に考えているため、最低限の出社日数を決めているかたちです。毎日出社しているメンバーもいますし、出社日には事業部メンバーが集まれるようルール化しています。

――出社とリモートのハイブリッド型なのですね。リモートをする日は各個人で自由に決めているのですか?

どちらかというと、事業部・チームごとに出社日を合わせていることが多いです。それぞれ自由な曜日で出社をしていると、必要なコミュニケーションがとれない場合が発生してしまうので、例えば「木・金曜日は出社して定例会をしよう」などとルールを設定しています。会社としてもコロナ禍を経て働き方が多様化する中で、リアルでのコミュニケーションを大事にしたいと考えています。

緑豊かなエントランス

それこそコロナ禍真っ只中の時はフルリモートではありましたが、コミュニケーションが疎かになってしまわぬよう、朝礼・夕礼の文化や1on1の導入、Slack上での雑談など、意図的にコミュニケーションをとるさまざまな仕組みを取り入れ、時代に合わせて働き方の仕組み化を進めていきました。

――今回の移転はどのような背景があったのですか?

移転のきっかけは、会社の成長による増員です。また、以前のオフィスは雑談スペースやカフェスペースがなく、社内のコミュニケーションの場が少ないことに課題を感じていました。そのため、勤務中にもオフィス内で自然にコミュニケーションが生まれるような環境にしたいという想いもありました。

新橋スクエアビルとの出会い

――今回のオフィス移転では「居抜きオフィスナビ」へ新橋のオフィスを掲載してすぐお問い合わせをいただいたかと思います。オフィスは常に探されていたのですか?

そうですね。移転が必要になってからでは遅いと感じていたので、かなり早い段階から調査を進め、1年ほど前からずっとオフィスを探していました。例えば、2ヶ月前に空室情報が出ていなかったオフィスが今日見たら空いている、なんてことも多いと思います。常にアンテナを張り情報をキャッチできるようにしていました。

オフィスナビさんへお問い合わせをするまでに、既に30件近く内見を重ねていました。ある程度5〜6件に候補が絞れてきたかな、という時期にたまたま「居抜きオフィスナビ」から新着物件のお知らせが来たんです。これまでたくさんの物件を見ていましたが掲載されたのは初めて見るオフィスだったため、写真を見てすぐに山下さんへ「これはどこの物件ですか!?」とお電話をさせていただきました。

壁には魅力的なアートが描かれている

「居抜き」なのでソファなども入居時からすでに設置済み。

実は、山下さんとは5年前にオフィスのご相談でやり取りをさせていただいたことがあったんです。今回ご連絡させていただくのも当時からかなり日が経っていたので「覚えていますか?」から始まりました(笑)。
山下さんとの5年前の出会いがあってこそ、今回新橋スクエアビルへの移転が実現できたと思っています。オフィス移転を通して、人と人の繋がり・ご縁の大切さを感じることができました。

――どのような条件で物件を探されていましたか?

東神田・新富町・八丁堀・日本橋あたりの、以前のオフィスへの通勤時間とさほど変化がないエリアを見ていました。
新オフィスは「集まりたくなるオフィス」をコンセプトに考えていたので、コミュニケーションが生まれやすい導線が確保できるオフィスを中心に探していました。「‘‘出社しなきゃ‘‘ではなく、‘‘今日はオフィスでみんなに会える‘‘」「外出でちょっと時間が空いたからオフィスに行こう」のようなイメージです。前のオフィスはコワーキングスペースだったため、会議室が別フロアにあったりとなかなか円滑なコミュニケーションがとれなかったからです。

また、通常オフィスへ入居し先行投資として内装工事を行うことも考えましたが、コスト面など総合的に考えて既に完成されているオフィスへの入居の方が魅力的に感じたため、居抜きオフィスやセットアップオフィスを中心に探していました。

――今回の移転で大変だったことはありますか?

執務スペース側の会議室

新橋スクエアビルに出会ってから引越しまでのスケジュールがかなりタイトだった点は大変でしたね。決まった期限の中で社内の調整を行ったり新オフィスの運用方法を考えたりと、とにかく急いでチームで協力して進めました。

――移転が決定して、社員の皆様の反応はいかがでしたか?

社内ではなんとなく移転をするだろうという共通認識があったのですが、いざ全体会議で新しいオフィスの写真を発表した際はとても好評でした。やはりオフィスの内装のビジュアルがかっこいい、ということが一番刺さっていました。

もともとテレカンブースや会議室のニーズも高かったため、設備面でも非常に喜んでもらえました。

「オフィスで実現できる」ということの素晴らしさ

――桜田様のお気に入りのスペースはありますか?

私はバーカウンターがお気に入りです!
日中はコーヒーを飲みながら5分〜10分軽く小休憩をとりつつメンバー同士話ができますし、終業後は皆でお酒を作って楽しく飲むこともできます。オフィス内に一つそういった場所があるだけで自然と人が集まってくるようになりました。

雰囲気の良いバーカウンターがオフィスに。

当社は月に1度全体会議を行っているのですが、同時に懇親会も開催しているんです。金曜日の新橋エリアの飲食店は30〜40人だとなかなか予約が取れないため、オフィスの中で懇親会を開催できるようになり非常に便利になりました。お店に比べてもコミュニケーションがとりやすい空間ですし、バーカウンターにお酒やお料理を並べてラフに楽しめる点が非常に良いなと感じています。私も懇親会ではバーカウンターに立ってお酒を作ったりと楽しく活用しています。仕事の話はもちろんですが、仕事以外の話もできるような場所がオフィス内にあるのが嬉しいですね。

――社内での懇親会だけでなく、外部の方も招かれたりしていますか?

直近では東京本社移転パーティーを2回開催いたしました。
1回目はパートナー様、2回目はクライアント様をお招きしました。いつもお付き合いをさせていただいている方々がオフィス移転を喜んでくださいましたし、創業10年目という良いタイミングに新オフィスでイベントを開催できたことが何よりも嬉しかったです。日頃の感謝も込めて、ちょっとしたお食事や景品を準備いたしました。

ゆったり映画鑑賞ができる部屋も。

――今後の事業の展望やオフィス戦略について教えてください。

創業11年を超えた企業であり、創業以来右肩上がりの成長を続けています。コロナ禍以降、観光業界や美容業界におけるIT化やDX、一部業務のアウトソーシングなどに対する需要が加速度的に高まっており、そちらと比例するように弊社に対する需要の高まりも強く感じております。
今後、海外市場でも存在感を増していくにあたり、採用も強化していきたいと考えています。きれいなオフィスをご紹介いただいたおかげもあり、意欲的かつ優秀な人材の応募が増えてきておりますので、この調子で切磋琢磨できる仲間を集め、成長スピードを維持していきたいと思います。

オフィスに関しては、外部のエンジニアの方を招いてオフィスで交流を図るエンジニアコネクトという活動を筆頭に、社外の方とも採用やナレッジ共有などオフィスで交流できる機会をもっと増やしていけたらと考えています。せっかくのフリースペースを無駄なく活用していきたいですね。また、移転パーティの様にクライアント様やパートナー様を招いて日頃の感謝を伝えられるようなイベントも定期的に開催したいですね。当社はもともとコミュニケーションが活発な会社なので、オフィスを通してより活性化させていきたいと考えています。さらに、1時間程度のちょっとした時間が空いた時に、カフェではなく「オフィスへ戻ろう」と思ってもらえるような働きやすい環境を整えていきたいです。

――営業担当の山下へメッセージをお願いいたします。

山下さんは以前の移転の際にも本当に親身になってご相談に乗ってくださいました。前オフィスへの移転は契約には至りませんでしたが、それで終わりではなく関係性を継続できたからこそ素敵なご縁で移転を成功させることができたと感じています。改めて人との繋がりを継続していく重要さを身をもって体感しましたね。東京だけでなく、大阪や札幌オフィスのご相談もさせていただいて担当の方に繋いでいただいたり、移転パーティで多くの方に山下さんをご紹介したりと、当社と山下さんの繋がりがより多くの方へ広がっているのも山下さんの人柄あってこそだと思っています。

――この度は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

営業担当 山下より

桜田さんとは2019年頃より連絡を取らせていただいており、今回の移転の際に直接ご連絡いただけたことを本当に嬉しく思っています。当初は担当同士だったのが、東京だけに限らず札幌・大阪と会社として繋がることができたのも桜田さんあってこそですし、コネクター・ジャパンさんの雰囲気自体がとても良かったからだと感じています。移転パーティではたくさんの方が参加されていて、会社や人としての魅力が素晴らしいなと改めて感じましたし、参加されている企業の方々が「とても良いオフィスですね!」とおっしゃっているのを聞き、何より誇らしく思いました。
今後とも貴社の成長の一助になれるように頑張りますので、よろしくお願いいたします!この度もご移転のサポートをさせていただきありがとうございました。

インタビュー・編集/木村
撮影/平井

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